以前、勉強をしない子どもを見るとイライラすることがよくありましたが、ある時を境にイライラしなくなりました。

ある時…それは、私自身の中にある固定観念が取り外され、子どもに求めることが「勉強」から「主体性」へと変わったときでした。


以前の私は、子どもは勉強をしないと将来大変なことになる、と思っていました。

学校の勉強で良い成績を収めないと…
・良い高校・大学へ行けない。
・良い就職ができない。
・仕事が見つからない。
・頭が悪くなる。
・人から尊敬されない。

なので、(学校の)勉強をしないなんて考えられませんでした。

でも、今は違います。

私が子供に最終的に求めていることは、勉強ができるようになることではなく、自分で自分をコントロールし、自分の人生を生きていく主体性を身に付けることだったことに気が付いたから。

そのことに気が付いたことによって、「何としてでも子供に勉強をさせなくてはいけない」と思っていた固定観念が崩れ去りました。

そして、新たに思うようになったことは、
・私が子供に勉強させることによってする勉強は無意味だ。
・良い成績を収めている=大丈夫、ではない。
・本人の成長願望を信じるしかない。

これらは実は、自分自身の体験で身をもってわかっていたことでした。ずっと自分の中に、答えはあったというのに…。それ以上に、私が生きてきた環境によって作られた固定観念によって、私は縛られていたのです。そしてまた、子供を縛り不幸なサイクルに引きずり込んでしまっていたのです。団塊の世代はこの固定観念で生きていくことが出来ました。しかし、今の時代はどうでしょうか。

これまでの社会的な常識とされてきた固定観念は、少しずつ崩れ始めています。
トヨタの終身雇用が崩壊した例もあるように、大企業に勤められれば安泰だった世の中は、変わってしまいました。これに伴って、今後はリストラの緩和が始まると言われています。富士通が45歳で大量のリストラをした件も記憶に新しいです。副業の解禁もされました。
大学へ進学すること、良い企業へ就職することがゴールだった時代はもう終わりを迎えているように感じます。日本でいくら良い企業に就職しても、月にもらえるお給料は50万~100万円くらいの間でしょうか。
そして、人生100年時代だというのに、定年後は職を失い年金ももらえるかわからない…収入が途絶えてしまう可能性があるのです。大企業に勤めることが安定だという神話は崩れ去ったのです。
それに比べ、フリーランスとして働き、若くして月に100万以上を稼いでいる人が増えてきています。明らかに時代が変わったなぁと感じます。
アメリカでは、2020年までに労働人口の50%がフリーランスになると言われているそうです。

このような時代の変化がある中、子育てにおける常識も変わっていくように感じます。


大企業は永久に安定で、一度就職できれば人生安泰。
良い企業に勤めることが収入を増やす一番の方法。
子供は親が思い描く理想通りに成長していけば大丈夫。
受験で良い成果が出せれば、子育ては成功。
たくさん勉強すれば、たくさんお金がもらえる。
学歴が高い方がお給料が多い。

このような固定観念で生きていくことは本当に恐ろしい時代だと思います。

時代の流れ…

中国の経済発展は日本人が思っている以上にすごいと思います。
HUAWEIの平均年収は、なんと1170万円だそうです。平均です!
ヨーロッパを旅行していると、中国人観光客の多さに驚きます。そして、身に付けているものの高価なこと…!

深セン 800台のドローンが空中で“羽ばたく鳥”を表現

加速する中国のイノベーション 

世の中は、一部の資本家によって時代の流れが決まっていく、そんな記事を読んだことがあります。
資本家が投資する国へ、経済が動いていく…自然な流れだと思います。資本家はこれから経済が発展していくだろう国に投資するでしょう。中国、インドへ投資する流れ葉もう止められないのかもしれません。逆に、日本への投資は減っていくでしょう。日本の未来が明るいとは思えない…。日本の大企業は、この先何年存続していくことができるのか…。
日本の大企業が永久に大丈夫だという保証はないのです。力をつけた海外の企業に吸収されてしまう可能性だってあるのです。

このような時代だからこそ、企業に頼らずに自分で判断をして動いていく強さが必要だと思うのです。
子どもが大きくなった時に、世界が、日本がどのようになっているのかはわからないのだから、子どもにとって本当に必要なことは、自分で考えていけるためにも「主体的に生きていく」ことだと思います。主体的に生きるためには、親に言われたことをしている限りは身に付けることができません。
間違えた固定観念を元に子供を勉強させようとしても、子どもは勉強をしないでしょう。子供の夢でも希望でもないのに、子どもが主体的に勉強するはずがありません。
子どもが主体的に生きるようになるには、自分で自分のことをすべて決めていくという経験が必要なのです。
勉強するのか、しないのか。親がさせるのではなく、自分がしたいからする、それが大切なのだと思うようになりました。

子どもが勉強をすれば、どのような形であっても(親の強制であっても)子供は将来安心、ではないのだと思います。東大を出ていても精神的に未熟だったり、人間的に未熟だったりすることはよくあります。人間的に未熟であっても、勉強してほしいと願うのが親でしょうか。いくら勉強ができても、人間的に未熟だったら、自立していなかったら子供は将来苦しむことになります。



それでは、子どもにすべて任せて放っておけば良いのでしょうか。勉強をしないでも良いのでしょうか。
そうではないと思っています。
こどもに関心を向けることはとても大切なことだと思います。

また、勉強は一生をかけてしていくものだとも思っています。


一番大切なことは、「対話をする」ことだそうです。

どれだけ勉強が大切なのか、勉強することによるメリットを伝えます。
何のために勉強する必要があるのか。
何のためにその勉強が必要なのか。
勉強は学生の間だけではない、一生していくものだ。
勉強することをやめると、そこで成長が止まるのではない。
時代が進んでいくのに勉強をしないということは、後退していくということだ。
月日が過ぎれば賢くなるのではない。
勉強をして知識を増やしていくから賢くなっていくのだ。
知識は様々なことの判断材料になり、知識があればあるほど、正しい判断ができる。
創造力、想像力とは、知識の組み合わせによって生まれるものであり、知識があればあるほどそれらの力は強く豊かになっていくのだ。
人と話をする時に、色々なことを知っていると会話を楽しめる。
たくさん勉強をして、自分自身にスキルを身に付け増やしていくと良い。

終身雇用制度が崩壊!サラリーマンはどうするべきか?副業でスキルUPが大切

将来お金を稼ぐためには、人と同じ能力しかなければ、人に与えられるものはない。


これらを子供に伝えたあとは、人事を尽くして天命を待つ。

諦めずに何度も、親が信じることを語り掛け、大切なことを伝えて、いつか来るであろう理想的な成長を祈りながら子供の成長を見守る、これしか方法はないのです。
成長には時間がかかるもので、これは自然のおきてであり、子供の成長にも即効薬なんていうものは存在しません。
すぐに結果を見たいと思ってしまい、焦ってしまう心が教育を失敗させてしまうのです。




企業に就職し、企業に依存するような大人ではなく、個人の力を身に着けて、どこでも生きていかれるような強い大人になってほしい…。

そのためにも、自ら学ぶ姿勢というものを若いうちに身に着けてほしいなぁと思います。

子どもの主体性を取り戻すために、すべて子供に任せることに決めたらイライラもなくなりました。
今はまだ、自ら勉強を始める息子ではありません。
でも、これが彼の真の姿ではないと信じています。
まだ見えない、まだ発展途上である彼をありのままに受け入れて、信じて向き合っていきたいなぁと思っています。



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